「渋谷はハロウィーン休みます」…ハチ公像も“封鎖”で厳戒態勢 お台場では“新たな聖地化”目指す施設も
日テレNEWS NNN
31日はハロウィーン。路上飲酒などが問題となっている渋谷では、「渋谷はハロウィーンをお休みします」と掲げています。 【解説】平日のランチどうしてる?
10月31日はハロウィーン。“ハロウィーンの聖地”となっている東京・渋谷では… 記者 「いたるところに『ハロウィーンはお休みする』という掲示があります」 渋谷のシンボル・ハチ公像も、まわりに柵と幕が設置され、その姿は見えなくなりました。 今年も渋谷区は、ハロウィーン期間に渋谷へ来ることを控えてほしいと呼びかけています。それもそのはず… 会社員(20代) 「毎年、事件とか起こっているので危ないなって思って」 会社員(20代) 「昔は憧れたけど、事件とかいっぱい見てからは全くいいイメージはない」
例年、若者や外国人たちが路上でお酒を飲んで暴れたりするなどトラブルが相次ぎ問題視されるようになりました。 そうした状況をうけ、渋谷の繁華街では、今月から年間を通して夜間の路上飲酒が条例で禁止に。さらに近隣の商業施設でも、ハロウィーン当日の31日は通常よりも1時間から2時間ほど時短営業すると発表。渋谷パルコでは通常営業をするものの、仮装している客の入店を制限したり、トイレでの着替えをしないよう呼びかけています。 厳重な警戒ムードが高まるハロウィーンの渋谷。渋谷センター街にあるラーメン店も時短営業を決めた店の一つ。 桂花ラーメン渋谷センター街店 スタッフ 「通常は午後11時まで営業、ハロウィーンは午後5時で閉店」 31日は通常よりも6時間早く店じまいすることに。その背景にあったのは、センター街での迷惑行為だといいます。 桂花ラーメン渋谷センター街店 スタッフ 「入り口もふさがれちゃっているような状態。『トイレだけ貸してくれ』なんていう人もいます、食べずに」 ただ去年は… 桂花ラーメン渋谷センター街店 スタッフ 「前ほどものすごい騒ぎにはなっていない感じ」 去年のハロウィーンに「渋谷に来ないで」と伝えた結果、渋谷を訪れた人はピーク時で1万5000人と想定の4分の1になったといいます。 今年の様子次第では来年、通常営業に戻すことも検討しているということです。