フォー好きが激推し!東京で本場ベトナムの絶品「フォー」を食べるならここに行け!
●東京でベトナムの本場のフォーを味わいたいならココに決まり! フォー好きが選んだフォー専門店を紹介します。
突然ですが、筆者はベトナムの麺料理「牛肉フォー」に目がありません。牛や鶏肉、野菜などを煮込んだ栄養満点のスープとつるんとした米の麺。食後感も軽いので、今の時期のような、夏の疲れが溜まりがちなときこそ無性に食べたくなるんです。 『フォーティン トーキョー』の卓上調味料の画像を見る フォーにハマったのは、数年前、ベトナムを旅行した際に屋台で食べたフォーがきっかけ。香菜をふんだんに使った滋味深いスープ、なめらかな生麺。安くて気軽に食べられるのに、あまりにも絶品。感動的でした。以来、あのフォーが東京でも味わえないものかと、常に探索中なのですが、今回ご紹介するのもそうしたフォー探索で見つけた一軒。 都内にはベトナム料理屋さんがあちこちに存在しますが、できればサクッとフォーだけを気軽に食べたい。そこで今回は、何度も行きたくなる絶品のフォー専門店を紹介したいと思います。 まずは、池袋、新宿、吉祥寺に3店舗を展開する『フォーティン トーキョー』の「牛肉のフォー」(990円)から。
このお店は、ベトナムのハノイに本店があり、世界中のガイドブックにも掲載されている超有名店です。ここの「牛肉のフォー」は、それこそ門外不出でベトナム本国以外では食べることができなかった幻の味。 その味に魅せられたある日本人旅行者が、日本で紹介したいと、同店のオーナーのティンさんに直談判。その熱意が伝わり、ベトナム人以外にはじめてティンさんからレシピを伝授され、2019年、池袋に1号店を出店するに至りました。 つまり、ハノイ以外で食べられるのは、世界広しといえども日本だけ。ありがたい話です。ではその伝説の「牛肉のフォー」はどんな味なのでしょうか。
スープが美味しすぎる牛肉のフォー
『フォーティン トーキョー』のメニューは、「牛肉のフォー」(990円)だけです。選ぶとしたら、パクチー入りかパクチーなしか。つまり、お客さんの全員が「牛肉のフォー」を食べることになるわけです。
『フォーティン トーキョー』の入口の券売機で好みの「牛肉のフォー」(普通、大盛りなど)を購入して席に着くと、3~4分で牛肉のフォーとライムが載った小皿が提供されます。 丼には、黄金色に輝くスープに、刻んだネギが2種類(そぎ切りと小口切り)、そしてパクチーの茎と葉がたっぷり浮かび、まさに緑一色。ちなみにこの野菜はすべて国産の選び抜かれた素材だそうです。 まず、ライムを搾る前に、黄金色のスープを一口飲んでみると、香菜の青々した香りがフワっと抜けていきます。次にニンニクの風味がほのかに追随。スープの味は、最初は薄味に感じます。でも、出汁の旨味がじわじわと感じられます。