画面付きHomePod、2025年中に出れば御の字です
絶対欲しい!という期待より、とりあえず方向性を見てみたいという期待のほうが大きい気がするApple(アップル)のスマートディスプレイ。長い間噂されていますが、予想リリース時期がどんどん後ろ倒しになってきています。 もともとは今年中のリリースを予想していたAppleアナリストのミンチー・クオ氏ですが、今はそれを変え、WWDC 2025にも間に合わず、2025年第3四半期ローンチが現実的だといいます。 もはや、2025年中にリリースされればいいというくらいの気持ちでいたほうがいいのかも…。
ディスプレイ付きHomePodとは?
噂される画面つきHomePodとは、一体どんな端末になるのでしょう。 噂にはいろいろあり、台座がついたiPadという説もあれば、アームがあるという説もあり、さらにはエントリー向け・プレミアム向けと複数モデル展開という話も聞こえています。が、やはりわかりやすいのは、、既存のAppleスマートスピーカーHomePodにディスプレイをくっつけたイメージ。スペック的には、A18プロセッサ搭載で、ディスプレイは6.7インチだと予想されています。 ミンチー・クオ氏いわく、ローンチが後ろ倒しになるのはハードの問題ではなくソフトウェア開発に手こずっているからだとか…。
Apple Intelligenceが活躍できてこそ
HomePodは、2018年に初代がリリースされたAppleのスマートスピーカー(日本発売は2019年)。AppleのデジタルアシスタントSiriが搭載されていたものの、残念ながら機能としてはイマイチ。スマートスピーカーの「スマート」部分にガッカリの声が上がっていました。2023年には第2世代となる今のモデルがリリース。かなり時間をあけての新モデルのわりに大きなアップデートもなく、盛り上がりに欠けました。 スマートスピーカーとして輝くにはSiriの輝きが必須。噂のディスプレイ搭載HomePodは、間違いなくApple Intelligence対応になるはずで、クオ氏のいうソフトウェア的手こずりもこれ絡みなのではないでしょうか。 今年発表されたiPhone 16では、推しに推されているはずのApple Intelligenceがリリース同時には使えず。多くの消費者が思い描くApple Intelligence強化型Siriがやってくるのも来年です。iPhoneは毎年リリースされる主力定番アイテムなので、Apple Intelligenceの開発に合わせられないのはしょうがないこと。 しかし一方で、ディスプレイ付きHomePodという新プロダクトであれば、目玉機能ありきでApple Intelligenceに合わせることに大きな意味があるでしょう。多少ロードマップが変わったとて、少なくても消費者目線では何が変わることもありません。2023年のHomePod第2世代も繋ぎの存在と思えば、納得できます。 Apple Intelligenceが本気を出すのは2025年と言われていますが、ならば新型スマートスピーカーの本気も来年ということ。むしろ、後ろ倒しになればなるほどAIが安定し、いざ使ったときの満足度は高くなる気もします。 Appleには、テレビやスマートホームカメラ開発の噂もあります。AI普及の世界に向けて、スマートホームカテゴリを拡大していく計画なのかも。そして、その先陣を切るのがディスプレイ付きHomePod。この成功・失敗によって、Appleのスマートホーム事業は大きく左右されるかもしれません。 Source: Medium via MacRumors
そうこ