【大会15日目】日本がメダルラッシュ AMIが新競技ブレイキンで初代女王 メダルランキングは4位に浮上
■現役高校生の安楽宙斗が銀メダルを獲得 スポーツクライミング日本男子史上初の快挙
スポーツクライミングの「男子ボルダー&リード」の決勝戦が行われ、初出場の17歳の安楽宙斗選手が出場しました。 ボルダーとリードの合計ポイントで順位が決定するこの種目。安楽選手はボルダーラウンドで2連続完登を成功させ「69.3」ポイントを獲得。決勝の前半時点で1位につけていました。 決勝の後半は15mのせり出した壁を命綱をつけながら登り、到達した高さを競うリードラウンド。制限時間は6分で挑戦は1度のみ、落下した時点で終了となります。 決勝の最終、8番目のクライマーとして登場した安楽選手は着々と登り進めます。しかし金メダルまであと一歩のところで落下。「76.1」ポイントを獲得し、合計「145.4」ポイントで銀メダルを手にしました。 スポーツクライミングで日本男子がメダルを獲得するのは初の出来事となります。
この日、金メダル3個、銀メダル1個を獲得した日本は、合計のメダル数が37個(金16個、銀8個、銅13個)となり、金メダルの個数が最も評価される「メダルランキング」は、フランスや韓国などを抜き、7位から一気に4位に浮上しました。 ▽メダルランキング(大会15日目終了時点) 1位 アメリカ(金33・銀39・銅39) 2位 中国(金33・銀27・銅23) 3位 オーストラリア(金18・銀16・銅14) 4位 日本(金16・銀8・銅13) 5位 イギリス(金14・銀20・銅23) 6位 フランス(金14・銀20・銅22) 7位 韓国(金13・銀8・銅7) 8位 オランダ(金13・銀6・銅10) 9位 ドイツ(金12・銀9・銅8) 10位 イタリア(金11・銀12・銅13)