瞑想は毎朝5時から!ジゼル・ブンチェンの命を救ったモーニングルーティン
瞑想を通じて体とつながる
ストレスフルなときにジゼルが用いるのは、深呼吸と片鼻交互呼吸法(右の鼻孔を押さえて左の鼻孔から息を吸ったら、今度は左の鼻孔を押さえて右の鼻孔から息を吐く呼吸法)。米クリーブランドクリニックによると、このような呼吸法には、副交感神経を活発にして心身を落ち着かせる作用がある。 「そうすると自分のエネルギーがガラッと変わる」 瞑想で自分を充電したあとは、落ち着いた状態でタスクがこなせる。 「私は何でも熱心に一生懸命やるタイプ。だから私休息が非常に大事。エネルギーを使い続けたら、空っぽになってしまうから」
地球ともつながる
瞑想をするときは、草や砂の上に立ち、地面とのつながりを感じるようにしているジゼル。 今日のグループ瞑想では「みんなにも靴を脱いで草を感じてほしい」と語った。彼女の自然と地球に対する愛は、瞑想の取り組み方にも表れている。 「まずは1分かけて深呼吸。それが今日という日を変えていく。あなたの人生を変えていく」
ジゼルの瞑想は至ってシンプル
ジゼルはあぐらをかいて座り、手のひらを上に向けた。鼻から息を吸えるだけ吸い、長く吐いたら、ボディスキャン(顔からアゴ、胸と進んでいき、最後はつま先)で緊張している部位を見つける。 ジゼルによると、瞑想中は呼吸に集中することが大切。そして、頭の中に何らかの思考が浮かんできたら、それを追いやるのではなく、それに気付いてそっと手放す。 このセッションの中でジゼルは、片鼻交互呼吸法とブレスワーク(数秒かけて深く息を吸い、ため息をつくように吐くというもの)も教えてくれた。 ジゼルはときどき瞑想に“意図”を持たせる。この意図は一時的な目標のようなもので、今回のセッションでは私たちにも「呼吸に集中する」などの意図を持たせてくれていた。 瞑想中は「私のためにならないエネルギーを全て取り去り、私を愛と寛大さで満たしてください、と心の中で地球に語りかける」そう。