楽天が来年3月閉校の宮城・大河原商の文化祭に来たーー!教頭先生の応募で実現…銀次アンバサダーからサプライズビデオメッセージも
来年3月末で閉校する大河原商(宮城)の文化祭に、プロ野球・楽天が花を添えた。これは楽天グループの「貯めて叶う夢がある」という企画に、同校の吉田博幸教頭が「最後の文化祭で生徒たちに思い出を残したい」と応募して実現したもの。東北ゴールデンエンジェルスのダンスパフォーマンスや、使わなくなったバレーやバスケットのボールを活用してキーホルダーを作る「アップサイクル体験」などで盛り上げに一役買った。 【写真】生徒とじゃんけん!ビデオメッセージを送った楽天・伊藤 閉会式では、楽天の伊藤裕季也内野手(28)と画面越しでの“じゃんけん対決”も。吉田教頭が大好きだという銀次アンバサダーからは、サプライズでビデオメッセージが届いた。文化祭には予想を大きく超える、約1000人が訪れたという。 実行委員長も務めた二瓶煌汰生徒会長は「ホッとしました」と本音をこぼしながら、「この楽しい思い出を卒業まで持っていけるように生活していきたい」。吉田教頭は「さみしい思いで卒業させたくないな、笑って卒業してほしいなと思っている。学校はなくなるけど心に残っていればいい。(いい思い出を)届けられたかなと思います」と笑顔で振り返った。(有吉 広紀)
報知新聞社