オリックスD4位・山中稜真が社会人ベストナイン初受賞 「プロを目指した中で勝負の年だった」
今年の社会人野球各賞の表彰式が12日、東京都内で行われた。10月24日のドラフト会議でオリックスから4位指名を受けた山中稜真内野手(23)=三菱重工East=が一塁手でベストナインを初受賞した。 今年は都市対抗大会優勝に貢献。11月の日本選手権、準々決勝(日本製鉄鹿島戦)では延長十回にサヨナラ打を放つなど勝負強さも光った。「入社時からプロを目指した中で勝負の年だった。目標を達成できた点は、よかった」と振り返った。 この日は今年の世相を一文字で表す漢字が「金」に決まり、山中は感謝と感動を示す「感」を挙げた。「都市対抗を優勝したことで、会社の方から『感動した』という言葉をいただけた。(プロでは)ファンの方に感動を与えられるプレーをしていきたい」と青写真を描いた。(児嶋基)