【札幌記念】シャフリヤール楽々先着 確実に前進 藤原和助手も太鼓判「ちょうどいい仕上げができた」
「札幌記念・G2」(18日、札幌) 21年ダービー馬のシャフリヤールは14日、函館Wで最終リハ。楽々と1馬身半先着して状態の良さをアピールした。 月曜からずっと降り続く雨。ただ、水分を含んだ重たい函館Wの馬場も、シャフリヤールには問題なかった。北村友(レースは武豊)を背に、7馬身半先を行くハワイアンアイコン(3歳未勝利)を追走。鞍上に軽く合図を送られるとピッチを上げて滑らかに加速し、5F69秒0-40秒5-13秒1のタイムで楽々と1馬身半先着した。 2週前追い切りにも騎乗していた北村友は「間違いなく良くなっています。全体的に。全部」と確実な前進を強調。また、藤原和助手もすこぶる前向きだ。「順調に、いつも通りの調整。ちょうどいい仕上げができたと思う。負荷がしっかりかかっているし、動きもいい」と太鼓判を押した。 昨年は11着と大敗したが、「あれは喉」と敗因は明確。「すぐに手術して良くなったからね。体重は460キロ台前半くらいになりそう。道悪にも対応できるけど、できれば良馬場でやらせてあげたい」と同助手。新鞍上に武豊を迎える今回、どんな化学反応が生まれるか-。それを楽しみにできるだけの仕上がりだ。