【このマイバッハなんぼ?】贅沢の極み 日本からドイツに戻った中古の「マイバッハ 57」その価格はお買い得?
マイバッハ 57(Maybach 57):贅沢の極み。中古のマイバッハ サルーン。他の贅沢は何も買わなくても、これだけは買おう。
マイバッハは、1921年、シュヴァーベン出身のヴィルヘルム マイバッハが自身の会社を設立し、彼の贅沢なリムジンは瞬く間に当時のステータスシンボルとなった。その後1960年、ダイムラーAGが同社を買収し、当初はディーゼルエンジンの製造のみを行っていた。メルセデス・ベンツがロールス・ロイスやベントレーなどのモデルに対抗して、特別な高級リムジンを製造し、「マイバッハ」ブランドを復活させたのは2002年のことだった。 この「マイバッハ 57」は、その直後に北ヘッセン州カッセルのディーラーで販売されたものだ。この車両は2003年10月に日本で初めて登録された。広告には、ドイツにいつ入ってきたのかは明確に記載されていないが、「現在ドイツで登録されている」と記載されている。
V12エンジン搭載、550馬力のマイバッハ 57
ブラックアウトされた「マイバッハ 57」のボンネットの下にはV12ガソリンエンジンが搭載されており、5,513ccの排気量から550馬力のパワーを生み出す。もちろん、ギアチェンジはオートマチックトランスミッションが担当する。
そしてもちろん、マイバッハは非常に高品質な装備で印象づける。例えば、ヒルスタートアシスト、4ゾーンオートマチッククライメートコントロール、ランバーサポートとマッサージ機能付きの電動調整式フロントシート、デイタイムドライビングライト付きバイキセノンヘッドライト、自動ヘッドライトクリーニング、7スポークアルミホイール、ハンズフリー機能付きBluetoothインターフェースなどだ。 走行距離たった108kmの高級サルーンの販売価格は69,700ユーロ(約1,150万円)だ。「マイバッハ57」の新車当時の価格は3,730万円だった。最後に、販売者は、引き渡し前にメルセデス・ベンツで点検整備を行うことを提案している。
Thomas Arndt