スバルが新役員人事で会見(全文1)中村専務が新社長に 吉永社長は会長に
SUBARU(スバル)は2日午後1時半から役員人事に関して記者会見を開き、中村知美専務執行役員が社長に昇格すると発表した。吉永泰之社長は代表権のある会長に就任する。 同社は昨年、出荷前の新車に完成検査の資格を持たない従業員が携わっていたことが発覚し、再発防止に取り組んでいる。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】スバルの新社長に中村専務が昇格 吉永社長は会長に」に対応しております。
出席者の紹介
司会:皆さま、こんにちは。広報部の【岡田 00:01:48】と申します。本日はお忙しい中、また、急なご案内にもかかわらず、株式会社SUBARU役員人事に関する記者会見にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。まず本日の流れですけれども、最初に社長の吉永より、弊社の役員人事についてのご説明をさせていただきます。その後、専務の中村より、皆さまにごあいさつをさせていただきましたあと、皆さまからの質問をお受けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 初めに本日の出席者をご紹介します。代表取締役社長CEO、吉永泰之です。 吉永:吉永でございます。よろしくお願いします。 司会:専務執行役員、中村知美です。 中村:中村でございます。 司会:よろしくお願いいたします。それでは早速ですが、社長の吉永よりご説明をさせていただきます。
経営体制の一新について
吉永:あらためまして、吉永でございます。本日はよろしくお願いいたします。また、お忙しい中おいでくださいまして、本当にありがとうございます。ちょっと今日は風邪をひいてて、お聞き苦しいと思いますけれども、申し訳ございません。 初めに、お配りした資料の一番上に、経営体制の一新についてという紙が入っていると思いますので、一番上ですね。それをご覧いただきながら説明させていただきたいと思います。今回、役員人事ですけれども、特に当社の経営のトップ4人が退任するということを決めましたので、そういった意味で文書の出だしが、当社の経営トップ4名が、それぞれの思索を経てと書いてございますけれども、まさにこの言葉どおりでございまして、後ほどご説明しますけれども、それぞれの思索を経て、個人として、そして企業としての結論に至りましたので皆さまにご報告いたしますということで、一言で申し上げれば、個人としても企業としても、きちんとありたいということを強く思っております。SUBARUは、きちんとしていることを何よりも大切にする、信頼されるブランドでなければならないということが、私どもの結論でございます。 具体的な内容でございますが、4つございまして、1つ目が経営体制の一新でございます。昨年発生した完成検査に関わる不適切事案がございましたけれども、一方で、ちょうどその時期といいますか、昨年から、一方で当社が次の世代へ経営を移行することを、まさに考えている中での事案でもございました。そういった意味で、現経営陣として、まず1点は、お客さまをはじめとする当社のステークホルダの皆さまに大変なご心配とご迷惑をお掛けしたということを、心よりおわび申し上げ、きちんとけじめをつけたい、あるいは、けじめをつけるべきだと。 そして一方で今後のSUBARUへのご支援もお願いしたいという思いから、当社の経営トップ4名、取締役会長、近藤潤、ここにはおりませんけれども。代表取締役社長、私。代表取締役専務、日月丈志、取締役専務、笠井雅博は製造部門担当でございますが、6月の株主総会をもって退任することといたしました、ということでございます。私、吉永は後述の理由により代表取締役会長に就任を予定しております。