次世代ブランドデザイン採用…GMジャパン、高級SUV「キャデラックXT4」改良
ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン、東京都品川区、若松格社長)は、高級スポーツ多目的車(SUV)「キャデラックXT4」を一部改良し発売した。次世代のブランドデザインを内外装に採用。総排気量1997ccの直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、クラス最上級の230馬力を発揮する。ツインクラッチの全輪駆動システムを標準装備し、精密なハンドリングを実現した。消費税込みの希望小売価格は790万円。 外装ではフロントとリアの見栄えを刷新した。内装では新素材のメタルインサートなどを採用したドアトリムを装備。青のステッチをアクセントに、上質かつスポーティーな空間を表現した。荷室空間は通常時637リットルで、後部座席を倒せば最大1384リットルまで拡大できる。 キャデラックXT4は米カンザス工場の生産を電気自動車(EV)に移行するため、2025年1月で生産を終了する。同モデルのマイナーチェンジは今回で最後となる。