ある日「腹違いの妹」から父の遺産について連絡が! 母が離婚して3歳から会っていないけど、自分にも「相続権」はあるのでしょうか?「親の離婚・再婚・異母きょうだいがいる場合」について解説
腹違いのきょうだいと遺産をどう分ける?
先ほども解説した通り、たとえ腹違いのきょうだいであっても、平等に相続人になることができます。また「きょうだい」である以上、遺産の法定相続割合は変わりません。 今回のケースで仮に父の遺産が1000万円の場合は、再婚相手が500万円、自分と「腹違いの妹」はそれぞれ250万円ずつ分割することになるのです。
まとめ
基本的に親が亡くなった場合、その子どもは法定相続人となることができます。たとえ親の離婚で何年も疎遠になっていても、相続権がなくなることはありません。ただし、遺産分割の割合は、親が亡くなったときの戸籍上の家族関係によって変わることも覚えておきましょう。 出典 国税庁 No.4132 相続人の範囲と法定相続分 e-Gov法令検索 民法 執筆者:渡辺あい ファイナンシャルプランナー2級
ファイナンシャルフィールド編集部