沈没した掃海艇の3曹と確認 福岡沖海底で発見の人骨
海上自衛隊は27日、掃海艇「うくしま」で火災が起き、沈没した事故で、福岡県沖の沈没海域で25日に見つかった人骨について、唯一行方不明となっていた乗組員の古賀辰徳3等海曹(33)と身元を確認したと発表した。古賀3曹は当時、火元とみられるエンジンルームで当直に入っていた。 海自によると、装備品のサルベージ作業をしていた民間会社のダイバーが25日、沈没したうくしまの近くの海底で、人骨のような物を見つけた。 うくしまは11月10日、訓練航行中に出火。11日に沈没した。海自は船体引き揚げに向け、調整を進めている。