“ロシアのジムニー”こと「LADA NIVA(ラーダ・ニーヴァ)」 1年1万キロで手離した《面倒臭っ!》日記
■300万円で買ったものの1年乗って280万円で売却
LADA NIVAに乗って1年1万kmが経過した時期、たまたま長期海外出張の仕事が舞い込み、以降の仕事と生活のサイクルが変わることが予想されました。 しばらくクルマに乗れなくなるし、十分LADA NIVAでの生活を楽しんだと思い、ここで売却を決意。 同時期、たまたま日本国内のLADA NIVAの個体が品薄になっていたこともあり、個人売買で280万円で売却することができました。300万円で購入後、納車まで11カ月我慢したものの、1年楽しんで280万円で売却……筆者としては御の字だと思っています。
■「面倒臭っ!」…でも同時に面白いSUVでもあった
売却後、とあるガジェット系メディアの編集長との世間話で「ウケるかな」と、これらLADA NIVA所有時の一連の話をしたところ「面倒臭っ!」と一蹴され、全然ウケなかったことがありました。 確かに納車から所有時まで、面倒臭いことの連続ではありました。購入前の問い合わせした業者の思惑はさておき「ヤメたほうがいいですよ」という言葉も、ある意味では間違いではなかったようにも思います。 しかし、LADA NIVAに乗ったことで「面倒臭いこと」を面白く感じ、生活のペースが少し変わったのもまた事実。今、振り返ってみるとクルマへの規制概念を壊してくれるSUV、それがLADA NIVAのようにも感じます。
<取材・文=松田義人(deco)>