僕にとっての最強カブ系タイヤ、MICHELIN ANAKEE STREETをさまざまな路面で試してみた【CT125ハンターカブ】
雨でも走行してみた
最後はレインシチュエーション。 ミシュランといえばレイングリップってくらい、濡れた路面に強いイメージがあるのよね。あと車の話だけど、ミシュランのスタッドレスって最強に良いイメージあるけど、さすがに冬まで待てないので今回は断念。 ちょうど降雨量5mmくらいのしっかりした雨が続いたので、カッパを着て走りに行くのだ。 走り回ってみたけど、良い意味で普通というかノンストレス。 もちろん晴れよりは慎重に走ったけど、普通に走行してる分にはタイヤの急な挙動とかでびびることは一度もなかった。 鉄板やマンホールの上でも、安定して走れるのですごく楽。 さすがのレイン性能なので、せっかくだから軽く未舗装路にも行ってみたよ。 水たまりと濡れた草のある未舗装路。 晴れててもデコボコを避けるために丁寧に走る必要があるんだけど、雨だと轍が水たまりになってたり、より避ける必要性アリ。でも、個人的な印象としてはほぼ晴れと同じ感覚で走ることが出来た。 道が水たまりで覆われてるようなところは、あきらめて侵入するんだけど、その際もグリップを失ったり左右に触れたりすることもなく、スマートにクリア。どんなシチュエーションでもすいすい行けるから、ついつい自分がうまくなったと錯覚しちゃうね。 ちなみにレイン性能の高さは、林道走行でも非常に有効に働いている気がする。 というのも、林道って地面が濡れてたりするんですよ。濡れた土や泥、あと濡れた草だらけのところも凄く滑りやすいのよね。 でもアナキーストリートはそういう路面の変化でも、安定して追従してくれるので恐怖感が凄く少ない。というか濡れていても普段と同じように走れるんですよ。アドベンチャータイヤの名前は伊達じゃない。
まとめ
スーパーカブ90に装着していた時も思ったけど、アナキーストリートとカブシリーズの相性は本当に最高だと思う。 サーキットヤオフロードコースを走るならまた違う選択肢もあると思うけど、万能な足であるカブと、万能なアドベンチャータイヤであるアナキーストリートは最高のマリアージュよ。 しかもカブならこの高性能タイヤが一本約5000円なんだから、コスパが良すぎてもうたまらない。ツーリングや峠、キャンプとマルチに楽しみたい人は、とりあえずアナキーストリートにしておけば間違いないよ。
若林 浩志