“18歳以下に月5000円”より「税金減らすべき」名古屋・河村市長会見1月10日(全文2)
高校受験廃止に向けてどう進めるのか
記者:中日新聞の【スズキ 00:42:26】です。その関係の話になるんですけども、高校受験、廃止したほうがいいんじゃないかっていうふうに河村市長が言い始めて、ある程度時間がたってきてると思うんですけども、今、具体的に、じゃあどういう形で、市役所の中で、教育委員会も含めて、それを進めていこうかという、まずその体制づくりであるとか具体的なやり方、スケジュール感、あと、今も少し話がありましたが、じゃあ名古屋市立だけでそれがいいのかという話になってきた場合に、県との協議とか、その辺っていうのは市長として、具体的に今後進めていく中でどういうふうに考えているのかというのをお聞かせください。 河村:それが実は一番問題で、教育長は今日はおらんと思いますけど、教育長もそれは了解してやっておりまして、ただ、教員の中で、特に高校の先生ですね、反対者がおることも事実なもんで。それは一遍、今日も朝、話してきましたけど、ちょっとみんなでよっぽど議論というか、全体の意思としてやらなあかんわね。PTAの皆さんにも理解もらわなあかんで。と思いながら。だから僕は取りあえず「キャリアパスウェイ」のほうを実現すると、とにかく。15項目全部はすぐできませんけど。そういう中で、あ、こういうことなら、こちらのほうがええんじゃないかと。そんな内申点と、付けて、がりがり子供にランク付けして、あんたはできる子、あんたはできん子ということをやるより。のほうと両方やろういうことでやっておりまして、高校受験廃止単発だけだと、なかなか理解がされんのでにゃあかなという気がしますね。
入試廃止で市立高に生徒が本当に来なくなるのか
ちなみに、そんな単発のこと言っていかんけど、選挙の、この間、参議院のときに星ヶ丘の三越の前で、街頭でしゃべっとったら、菊里の子がわーっと来て、ああいって、みんな、あんたらはエリートで入れたけれど、高校入試廃止どうだいったら賛成だ言ってましたよ、みんな。本当に。僕ら賛成だわ、いって。だから本当に来んようになりますかね。高校入試廃止すると名古屋市立高校に。やってみんと分からんいうのか。だで、そっちのほうの話で、今、質問はそっちですけど、「キャリアパスウェイ」で言うと、某市立高校の先生に話して、3人高校生がおって、うち来て、2人に好きなことなんだいったら分からん言って、1人は宇宙だ言うもんで、今、名市大の先生と教授と話しとって、うみゃあこといっとる言ってましたわ。 それでその先生と話して、アンケートを、じゃあ取りますかと、一遍ということで取ったら、2割弱ぐらいが、やっぱり【書くないって 00:45:40】ましたね。好きなことを。このアンケートに、自分はラーメン屋になりたいとか、それからケーキ屋になりたいとか、さっきの子、宇宙が好きだとか。2割いると、高校生、生徒16万人いますので、3万人ぐらいの生徒が書いてくると。この3万人の生徒に対して、みんなで分析して、本人にも当たって、家庭にも行かなあかんな。で、その進路をみんなで応援する。だからそれは応援、教える人が要るもんだね、これ。アメリカで、今聞いとるんですけど、やっぱり民間企業との、いわゆる徹底的なジョイントは絶対不可避だ言ってますね。そういうことをやってくると高校入試、ご質問の趣旨だけど、高校入試廃止してもええなというのが見えてくるんじゃにゃあかなと思いますけどね。 いかんことは事実ですよ。本当に入試を、成績を苦にして、進学を苦にして子供が死んじゃういうんだもん。そんな国はいかんでしょう。と思うんだけど、僕は。これ、ええんですか、産業立国だとか言っとって、なんか。ね。それと優秀ないうか、藤井五冠、きのう勝ちました藤井五冠のような、ああいう、なんかどえらい得意分野、それも相当進化してる人が出てこんに、日本では。受験勉強の優れた人ばかり出てきて。またそれが国の偉いさまで座っとるがね、偉そうに、これが。力んどっても、しゃあないけど、そこは頭に入れながらどうやって進めていくかいうのは大変重要なことなもんだで、またええ知恵があったら教えてちょう。それではいかんけど。 記者:了解しました。ありがとうございました。 記者:ほかにございますでしょうか。はい。