《3児の母親となった小森純》「社会に触れていたい」専業主婦から経営者を選んだ意外な理由、タレント復帰説には「テレビは簡単に出られる世界じゃない」
「今振り返れば、結婚前に付き合っていた相手ともどっこいどっこい、お互いさまだったな、と(笑)。パパには今のところ、嫌な思いをさせられたことはない。子どもが3人もいたら、さすがにちょっとやそっとのことで別れるなんて考えられませんね」 しかし、子育てと仕事の両立は体力的にも厳しいもの。生活に余裕があるなら、あえて事業をするのはなぜなのか。 「社会に触れていたいからです。専業主婦は想像以上に⼤変で。私には無理でした!」 ん? どういうこと?
「事業を始めるまでは、専業主婦でした。専業主婦は自分の家事に完璧を求めるようになっちゃうんですよ。でも、完璧にやったところで、誰にも認めてもらえない。お金ももらえない。けっこうしんどい。 今は食洗機とかお掃除ロボットとかフル活用してるし、『働いてるんだし、うどんが2日続いても、まあいいでしょ』って自分を許せる」 なるほど。 「それに、結婚して子どもが生まれると、『子どもが寝たからテレビ消さなきゃ』とかって子どもに合わせた生活になり、テレビを見たり、ニュースをチェックしたりする時間がなくなって、どんどん社会から置いていかれる気分になるんです。家事も子育ても、仕事も、って大変ではあるけど、子どもがいるから全力でがんばれるって感じですね」 たくましく家庭と仕事を両立させている様子がうかがえる。事業もいいが、「もう一度テレビに積極的に出ていきたい」という思いはないのだろうか。
「オファーがあれば出ると思います。でも、テレビは出たいと思ったら出られるような、簡単な世界じゃないですから。今は事業がやり甲斐があって楽しいです」 NHKの朝ドラ『おむすび』はギャルが栄養士へと成長する物語だが、ギャルからママ実業家へ転身する小森さんの成功譚も興味深い。 (了。第1回から読む) 取材・文/中野裕子(ジャーナリスト) 撮影/山口比佐夫
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