敗退の東海大相模 プロ注目198センチ左腕、藤田琉生は悔し涙が止まらず「相手の力が勝った」進路は未定
「全国高校野球選手権・準々決勝、関東第一2-1東海大相模」(19日、甲子園球場) 東海大相模は関東第一に競り負け、優勝した2015年以来の4強進出はならなかった。 プロも注目する東海大相模の198センチ左腕、藤田琉生投手が一発で散った。六回まで無失点の好投も七回、4番の高橋徹平内野手が左翼席へソロ。高めに浮いたチェンジアップを振り切られた。九回途中まで6安打に抑え込んだが、あと一歩及ばなかった。 試合後は悔し涙があふれ、「高橋選手の初球でチェンジアップをひと振りで決められてしまった自分の甘さが出てしまった。相手の力が勝った」と振り返った。九回もピンチを招き、2番手の福田が2点目を許した。藤田は「相模は粘る野球をやってきたので仲間を信じてやろうと思ったけど粘りきれなくて負けた。全力でやってきたので悔いはないです」と顔を上げた。 プロからも注目される左腕だが「進路はまだ決めていないけど、どの進路に行ってもこの悔しさを忘れず戦っていきたい」と語った。