会社役員が森林放火未遂 岡山県警美作署、容疑で68歳男逮捕 不審火相次ぎ警察が巡回中
岡山県警美作署は29日、森林法違反(森林放火未遂)の疑いで、美作市、会社役員の容疑者男(68)を逮捕した。同市では今月中旬以降、深夜に山林での不審火が相次いでおり、関連を調べる。 逮捕容疑は同日午前0時ごろ、同市山外野の山林のり面に何らかの方法で放火しようとした疑い。「やっていない」と容疑を否認している。 同署によると、連続不審火を受けて巡回中だった署員らが現場付近で、車を運転する容疑者男を確認した。直後に火が出ているのを見つけて消し止め、木には燃え移らずササなど約1・25平方メートルが焼けたという。 同市では20日に明見と入田、29日には楢原上でも林野火災が発生。いずれも深夜に火の気のない場所から出火し、けが人はおらず、建物への延焼もなかった。