【自民党の組織力】若手の登竜門、部会長とは?(解散は総裁選後?)
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年5月25日に公開された動画のテーマは「次期衆院選、自民党が勝ち抜くためには?」 自由民主党の広報本部長を務める平井卓也衆議院議員に「やらせなし」の質問をぶつける2日目。今日は、自民党の組織がどんな役割を担っているかを、つぶさに語っていただきました。後半では、岸田総理に近い立場から、解散総選挙の時期についても語っていただきます。 【このトピックのポイント】 ・自民党の組織、実際にはどんなことをやっているの? ・解散総選挙はいつ? ・立憲の支持率アップ、平井氏はどう読む?
平井氏のプロフィールは以下の通りです。 平井氏は衆院議員は香川県高松市のご出身。現在は、自民党の広報本部長を務めています。 デジタル分野の政策で自民党をリード、初代のデジタル改革担当大臣としてスタートアップや科学技術、デジタル改革を担当されました。その後菅内閣のもとデジタル庁を立ち上げ、2021年には初代のデジタル大臣に就任しています。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして平井氏に回答していただきました。 本日は、広報本部長の平井氏が手がけた自民党の新しいポスターを背にお話いただきました。まだ、国民に実感が届いていない「経済政策」を届けたいという、岸田総裁の意気込みを伝えるものです。
平井氏「やってみたいのは幹事長」自民党の組織はどんな役割?
自民党には、たくさんの組織があります。数多くの議論があり、一般からは怖い印象がありますが…… 平井氏はまず、幹部の情報共有の場として、総裁の直下にある役員会と役員連絡会を指し示します。 役員会:衆参の役員だけで開かれる会議 役員連絡会:役員会よりもう少し多い人数。幹事長主催で、役員プラスαで開かれる情報共有の場 続いて、総務会。こちらは政調審議会から上がってきた法律や提言などを議論する「意志決定機関」です。 平井氏が務める広報本部長は、党七役のひとつです。「閣僚じゃない時は、何かしら広報本部の仕事に関わっている」という平井氏。 MC鈴木邦和「広報本部でいうと、以前よりかなり重要度が増しているような印象がありますが」 平井卓也氏「選挙が近いと重要度が増すんですね(笑)」