【自民党の組織力】若手の登竜門、部会長とは?(解散は総裁選後?)
次期衆院選、ずばりいつ頃?与党過半数割れの危機?
MC鈴木「今年中に解散総選挙があると噂されていますが、いつ頃解散になりそうですか?」 平井氏は、「総理にも話をしていただきましたが、政策を前に進めることで頭がいっぱいで、解散は考えていないと思います」と打ち明けます。 平井氏「6月解散は日程的にきついと思います。法案も通っていないし、会期内に法律を成立させるほうが重要。9月の総裁選の後のほうが選挙になる可能性が高いと思います」
連合が基本方針を見直すという報道がされています。立憲民主党と国民民主党の距離感が変わってきている状況だと思われますが、野党がまとまると自民党的には恐いものですか。 平井氏は「政策もよくよく聞いていると全然違うし、うまくまとまることがおそらくないと思うんですよね」とコメントします。 平井氏「選挙協力はあるけれど、最終的に一緒に物事を進められるように思えないんですよね。なので、与党を過半数割れに追い込んで今の政治をリセットするとありますが、野党で素晴らしい政権を作るとも言っていない訳です。なので、すぐ作れるとは思わないんです」 平井氏は、自民党とどこかの連立も含めて、今の圧倒的な強い与党と野党という形が変わればいいのではないかと思っているのではないかと推察します。 平井氏「この国をどっちに連れて行くのか。外交や安全保障に関しても、およそ一枚岩で野党ができるとは思えない。そこらあたりのことは国民も心配なのではないかと思います」 今の自公連立の与党とは何が違うのでしょうか。 平井氏「公明党とは20年以上やっていて。野党に転落した時もその絆は保たれた。一朝一夕でできることではない。党の連立は相当のエネルギーがいるということ。簡単ではない」
立憲の支持率向上は自民にお灸を据えたいだけでは?
JX通信社と選挙ドットコムが実施した、選挙ドットコムリサーチの5月調査「次の衆院選で比例投票先は?」の結果。電話調査では、比例の投票先でいうと立憲が自民を上回りました。 平井氏は、「ここまで立憲さんに支持が集まるという風にはまったく想像できなくて」と語ります。 平井氏「この立憲の27.3というのは自民党にお灸を据えたいという人のもの。立憲が今のところ、自民党の批判票の受け皿としていちばんうまく立ち回っているということではないでしょうか」 一方で、自民党の投票先としての支持を取り戻すには何が必要なのでしょうか。 平井氏は「築城3年落城1日」という言葉を使い、時間をかけて地道に成果を出していくこと、丁寧な説明をしていくぐらいで、「一発逆転の奇策みたいなものはないと思います」ときっぱりと語りました。