「誰かのためになりたい」乳がん闘病中の梅宮アンナさん、クリスマスイブに祈りを込めて 乳房全摘後に痛くて悲しくて涙 富山で単独インタビュー
乳がんの一つ『浸潤性小葉がん』に罹り、11月に3時間19分にわたる右胸全摘手術を無事終えた梅宮アンナさん。その後退院し、本来なら嬉しいはずが、人生で味わったことのない痛みと感覚におそわれました。 【写真を見る】「誰かのためになりたい」乳がん闘病中の梅宮アンナさん、クリスマスイブに祈りを込めて 乳房全摘後に痛くて悲しくて涙 富山で単独インタビュー 痛み止めもあまり効果がなく、傷口、脇、腕、カテーテルを入れていた辺りがとにかく痛い。また、痺れる感じもあったそうです。悲しくて涙する様子をSNSをアップしました。 脇のリンパ23個取って、そのうちの7個のリンパががんだったため、12月から再び抗がん剤がスタート。計12回、すべてをクリアできますようにと近況を報告しました。 現実をきちんと理解して治療を行う。梅宮さんは今後もありのままの姿を発信し続けます。 ■梅宮アンナさんが伝えたいこと 梅宮さんが、10月に富山市内で単独インタビューに応じ、乳がん発覚から今に至るまでの闘病生活について明かしてくれました。メディアを通じて伝えたかったこととは―― Q「乳がん」が分かったきっかけを教えてください 梅宮アンナさん「今年5月、朝シャワーに入って鏡を見たら、胸が明らかに昨日のサイズと違うんです。見てわかるぐらいサイズが違っていたんです。それがきっかけでした」 Qドクターから「乳がん」と聞いてどう思いましたか? 梅宮アンナさん「不思議と、あ、そうですかみたいな…。ピンとこなかった。よく映画とかドラマであるような、驚きとか落胆とか、ショックとかなかったです。小さいころから周囲にがんの人が多かったから、あまり抵抗がなかったというか、むしろ51歳で遅いと感じたくらいでした。もう少し早くに来るんじゃなかったの?って思いました」 Q娘の百々果さんもすぐにアメリカから帰ってきましたね 梅宮アンナさん「『どんなふうになっているのか見たい』と彼女(百々果さん)が言うので写真を送ると、『絶対に病院に行かないとまずいよ』と言うんです。でも『乳がん』と聞いたらショックを受けてとても悲しんでいました。彼女は今アメリカでの生活に慣れ、自分の選んだ仕事をしているので『がん』と聞いてすぐに戻ってくるかどうか悩んだそうです。そんなとき彼氏から『何やってるの?母のところに行かなくてどうするの?仕事なんか元気だったらいくらでもできる。帰りなさい』と言われて、背中を押されたことが大きかったみたいです」
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