【競輪】選手会大分支部が別府市の石垣保育園に絵本を贈呈 8月に地元で優勝の甲斐俊祐がプレゼンター、園児と自転車競走も
日本競輪選手会大分支部は21日、大分県別府市の石垣保育園に絵本10冊を贈呈した。昨年度から別府競輪場でのレースで同支部所属選手が優勝した際、別府市が地域の幼稚園や保育園に絵本を贈る事業をスタート。本年度からは選手会が事業に取り組んでいる。
今回のプレゼンターは、2004年のグランプリ覇者の小野俊之(48)を師匠に持つ甲斐俊祐(26)=121期・A1。8月4~6日に開催されたFⅡモーニング「第23回トータリゼータ別府杯」で通算4回目、地元では初の優勝を果たした。
この日は、絵本のほかに愛車や3本ローラーを持って石垣保育園を訪問。園児からのリクエストで絵本の読み聞かせをしたり、自転車と三輪車で競走したりして触れ合った。ローラーを使い、バンクでの実走に近い迫力でスピードを上げていくと、園児たちから大きな歓声が上がった。 お礼として「手作りメダル」を贈られた甲斐は「こういうイベントをきっかけに競輪を知ってもらい、子どもたちの中から一人でも競輪選手になりたい子が出てくれたらうれしい。笑顔にパワーをもらえたので、また絵本を届けられるように優勝を目指す」と決意を新たにしていた。