バスケ日本代表・富永啓生選手(写真：YUTAKA/アフロスポーツ)

◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 順位決定戦 日本-ベネズエラ（31日、沖縄アリーナ） 【画像】トム・ホーバスHCも「特別なシューター」と認める富永啓生選手 今大会でアジア1位となりパリ五輪の出場権を獲得したい日本代表。17-32位を決める順位決定戦の初戦、ベネズエラ（世界ランク17位）との対戦を前に31日、午前11時から練習を行いました。 前回のオーストラリア戦、3ポイントシュートを10本放つも成功0本とシュートタッチに苦しんだ富永啓生選手。練習後の取材では「3ポイントを決められなかったことは本当にチームにすごく迷惑をかけた。（チームメートが）自分の3ポイントを信頼してくれてますし、あとは結果を残すことだと思いますし。そこはきっちり決めきってチームを助けられるように頑張ります」と、この試合への意気込みを述べました。 対戦するベネズエラは日本と似たタイプのチームで、平均身長は日本の192.1cmに対し192.6cm。3ポイントシュートの試投数も日本の96に対し、97とほぼ同じ。しかし、成功率は28.1％に対し35.1％とベネズエラが大きくリードしていて、出場32か国中11位という記録を残しています。 富永選手は「試合序盤で相手をのらせてしまったらディフェンスにつくのが大変になってきてしまうと思う。まずは試合序盤で簡単なシュートを打たれないように徹底することで、1試合の流れをつぶせると思います」と相手のオフェンスを警戒しました。