【本気と書いてマジ!】浅場を釣り切るための本気フックと本気ライン
「AAA=硬い=正義」フロロカーボンの一択
関和「岸に一番近い硬い人工物。護岸でもいい、石積みでもいい。川なら消波ブロックでもいい。霞ヶ浦水系なら水深50センチ以上あればOK。そんな場所にまずは重めのネコリグやリーダーレスダウンショットなどでボトムを攻める」 4月後半ならどう攻めるかと問うとこう解説。前述の本気フックシリーズをワームにセットして挑むのが正解への近道だ。 関和「複雑な場所へよりタイトに。そして移動距離を抑えながら細かいアクションを付ける。1点で誘う釣りを心がけてみてください。魚が浮いてるかなと感じたら、ネコリグは軽めに、リーダーレスではなく普通のダウンショットへ」 この釣りに不可欠だというのが「硬い」フロロカーボンライン。関和さんは『アブソルートAAA』(トリプル・エー)を選ぶ。 関和「例えば消波ブロック。リグを投入した時に、ラインがブロックに沿うことなくしっかり操作できる。つまり、張りがあるからこそ根がかり回避率を上げることができる。『硬い=正義』。このラインがなければ、本気フックシリーズも生まれることはなかった」。 感度は高く、強度も抜群。本気フック2モデルの優れた性能を最大限に発揮できるのが、このAAAとのセットアップなのだ。 関和「バスフィッシング最大の敵は根がかり。釣りのリズムを崩す要因。1つのリグを使い始めたら最低でも30分は投げ続けて欲しい。使い続けていくうちに、徐々に手に馴染み、釣りが研ぎ澄まされていく。その頂点が訪れた時、きっと答えが出るはずです」。 諦めるな、撃ち続けるのだ。
アブソルートAAA(バリバス)
かつて叫ばれた、しなやかなフロロカーボンは過去の遺物。現代リールの進化により復権した硬くて強いフロロカーボンがこのモデルだ。 関和「ルアーフィッシングで最も大切なのがラインスラック。硬いながらも沈む比重を利用して、ルアー自体の自然な動きを追求できる」 感度に優れ、根ズレにも強い。 関和「このラインありきで全てが決まる」。 絶大な信頼を置く。