日本郵政グループ、増田新社長らが会見(全文4)情報漏洩問題は調査を検討
日本郵政グループは9日午後、都内で記者会見を開いた。同グループ3社の新社長に就任した元総務相で日本郵政の増田寛也氏、日本郵便の衣川和秀氏、かんぽ生命保険の千田哲也氏が出席した。 【動画】日本郵政グループ、増田氏ら新社長が会見 かんぽ問題への対応など説明 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「日本郵政グループ、増田氏ら新社長が会見 かんぽ問題への対応など説明(2020年1月9日)」に対応しております。 ◇ ◇
情報漏洩問題は改めて調査するのか
東京新聞:すいません、もう1点。昨年末に発覚した情報漏洩の問題なんですけども、前任の長門さんはもう調査しないということを退任の会見でおっしゃられたと思うんですけれども、これはもう一度あらためて調査されるということでよろしいんでしょうか。その場合、なぜそう思われたのかということと、鈴木副社長ってもう退任されてると思うんですけれども、調査というのは具体的にどこまで、どれぐらいの範囲をやろうというふうにお考えになっているのか教えてください。 増田:これは私のほうからお答えしますか。情報漏洩の問題は、それがいわゆる官民癒着が当社に起きてるんではないかということで、やはり本来の民間会社としての企業価値を毀損するということにつながるんではないかと考えまして。前の長門社長は一応、鈴木前副社長が退任をしたことをもって打ち切るという意向を持っていたようですが、年初になりまして、やはりそれでいいだろうかということを考えて、やはり調査をすべきだろうということで、冒頭の私のあいさつで申し上げたものでございます。具体的にどういう調査ができるのか、退任をしておりますので、どういうことが一番いいのか、ここは今、検討しております。どういうことが必要なのか、どういう調査がいいのか検討しておりますので、またまとまり次第、発表したいと思います。 司会:よろしいでしょうか、真ん中の。