連覇の王者・神戸がMF中坂勇哉と契約満了、アカデミー時代から15年在籍「感謝の気持ちしかありません」
ヴィッセル神戸は13日、MF中坂勇哉(27)との契約満了を発表した。 中坂は徳島県出身で、神戸のU-15、U-18と過ごし2016年にトップチームに昇格。スペインのペララーダへの期限付き移籍を経験。2019年に復帰すると、シーズン途中から京都サンガF.C.へと育成形期限付き移籍。2020年からは再び神戸でプレーした。 ただ、連覇を果たした直近2シーズンはリーグ戦で出番なし。YBCルヴァンカップで7試合に出場。今シーズンはルヴァンカップの2試合の出場に終わった。 神戸通算ではJ1で65試合6得点。リーグカップで29試合6得点、天皇杯で15試合1得点を記録していた。 アカデミー時代から過ごした神戸を離れる中坂はクラブを通じてコメントしている。 「今シーズンをもってヴィッセル神戸を離れることになりました。ここ数年、チームに貢献することができず、クラブ、ファン・サポーターの皆さまに申し訳なく思っています」 「ヴィッセル神戸にはU-15から加入し、早15年もの月日が経ち、ヴィッセル神戸を通じて多くの方々に出会うことができました。その中でも、アカデミー時代やプロになったばかりの未熟であった自分に、当時の強化部長やアカデミー時代の監督・スタッフなど多くの方が真摯に向き合ってくれました。自分のような人間を受け止めてくれたこのクラブに対して感謝の気持ちしかありません」 「そして、長い間応援していただいたファン・サポーターのみなさんには、言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです」 「15年間いたクラブを去るのは悲しくもありますが、世界的なプレーヤーをはじめ、たくさんの素晴らしい選手たちとボールを蹴れたことは自分の大きな財産です」 「最後にはなりますが、ヴィッセル神戸の益々の発展と、出会ってきた選手、スタッフ、関係者の皆さまのこれからのご健康とご活躍を願っています。15年もの長い間、本当にありがとうございました」
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