「大腸内視鏡検査」を苦しまずに受けるためのクリニック選びのポイント【医師監修】
苦痛を少なく大腸内視鏡検査を受けるために
編集部: 下剤を飲むのが苦しい場合、どうしたら良いですか? 小森先生: 検査の前には下剤を使用して腸内をきれいにしなければなりません。いくつかの種類の下剤があり、相性の良いものがあるはずです。下剤の種類が豊富な医療機関を選ぶことで、より楽に準備できるかもしれません。 編集部: 検査前に気を付けることはありますか? 小森先生: 検査前日21時から絶食が求められますが、消化の良い食事を摂ることが大切です。脂肪分が多い食事や食物繊維の多い食事は腸の動きを鈍らせ、前処置が難しくなるかもしれません。 編集部: 最後に、読者へのメッセージをお願いします。 小森先生: 「痛い」「苦しい」といったイメージがあるかもしれませんが、正しいクリニックを選べば苦痛の少ない検査が受けられます。専門医・指導医がいるか、鎮静剤の使用が可能か、下剤の選択肢があるかを確認し、後悔しないクリニックを選んでください。
【この記事の監修医師】 小森 真人 先生(大阪内視鏡クリニック) 平成7年大阪大学医学部卒業。大阪大学附属病院や大阪労災病院を経て、令和6年に大阪内視鏡クリニック院長に就任。昭和大学横浜市北部病院消化器センター兼任講師。日本消化器病学会専門医・指導医、米国ベストドクターズ「The Best Doctors in Japan 2024-2025」に選出。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
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