<119年越しの夢・’24センバツ耐久>マネジャー紹介 /和歌山
◇お世話するのが大好き 西川心花(ここな)さん(1年) 4人きょうだいの長女で、弟3人も野球をしている。両親は「息子の誰か一人は甲子園に……」と願っていたが、「まさかお姉ちゃんとは」と驚いたという。「人のお世話をするのが好き」と話し、選手たちのささいな変化にも気付く。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち センバツに向けては、インスタグラムを参考に帽子型のお守り作りに励む毎日。初戦の中央学院(千葉)との試合では、記録員としてベンチに入る。「甲子園に行けるなんて思っていなかった。本当にうれしいです」 ◇ルール覚えるのに苦労 山本結菜さん(1年) 保育園からずっと一緒の西川心花マネジャーに誘われ、入部した。当初は野球のルールを覚えることやノックのボール渡しも一苦労だったが、「試合時間の制限がないからこそ、頑張れば粘れるところが野球の魅力」と笑顔を見せる。 今は慣れた手つきで、グラウンドにあるスコアボードのカウントスイッチを押す。開会式はマネジャー2人で話し合い、プラカードを持つことが決まった。「野球大好きなお父さんが、私より喜んでいます」