大ブレイク中!? 日本人選手、最新市場価値アップ額ランキング1~10位。今年評価爆上がり中なのは?
3位:鈴木唯人(ブレンビーIF/デンマーク)
生年月日:2001年10月25日 市場価値の増加額:510万ユーロ(約8.1億円/556.7%UP) 市場価値の変動:90万ユーロ(約1.4億円)→600万ユーロ(約9.6億円) 24/25リーグ戦成績:11試合3得点1アシスト 2024年に市場価値を急激に高めた選手の1人が、デンマークのブレンビーIFに所属する鈴木唯人だ。90万ユーロ(約1.4億円)から600万ユーロ(約9.6億円)に上昇した。 名門・市立船橋高等学校で10番を背負って活躍した鈴木は、2020年に清水エスパルスでプロキャリアを始めた。2023年1月にフランスのストラスブールへ期限付き移籍で加入したが、リーグアンでは公式戦3試合出場に留まった。同年夏に清水に復帰し、その後ブレンビーに移籍して再び欧州へ渡ったことがターニングポイントとなった。 鈴木は2023/24シーズンのデンマーク1部リーグで26試合に出場して9得点8アシストを記録し、チームの絶対的な主力になった。この活躍はヨーロッパ主要リーグでも注目されているようで、5月にデンマークメディアの『Bold』が報じたところによると、マンチェスター・シティやリバプール、トッテナム、レアル・ソシエダといったクラブが鈴木の獲得に興味を示したという。 しかし、ブレンビーも安値で鈴木を手放すつもりはなく、結局今夏のステップアップは実現しなかった。今シーズンはここまでリーグ戦11試合全てに先発しており、第8節からは3試合連続でゴールを決めている。 もうすぐ23歳の誕生日を迎える鈴木は、今後の去就が注目されている若手だ。
2位:南野拓実(モナコ)
生年月日:1995年1月16日 市場価値の増加額:800万ユーロ(約12.8億円/66.7%UP) 市場価値の変動:1200万ユーロ(約19.2億円)→2000万ユーロ(約32億円) 24/25リーグ戦成績:6試合1得点1アシスト 南野拓実は、2024年に市場価値が1200万ユーロ(約19.2億円)から2000万ユーロ(約32億円)へと上昇した オーストリアのザルツブルクで評価を高め、2019年12月に市場価値を1250万ユーロ(約20億円)とした南野は、2020年1月にイングランドのリバプールに加入した。しかし、イングランドの名門では熾烈なチーム内競争の影響で出場機会が限られ、サウサンプトンへの期限付き移籍も経験するなどして、市場価値は上昇しなかった。 2022年夏にモナコへ移籍して再起を図るも、リーグアン1年目は18試合に出場し、1得点4アシストと結果を残せず、市場価値は2023年夏に800万ユーロ(約12.8億円)まで下落した。 しかし、2023/24シーズンはリーグ戦で9得点6アシストと、チームの攻撃の中心として活躍。2023年12月に1200万ユーロまで市場価値を戻すと、市場価値が一気に自己最高額を更新し、最新のアップデートで2000万ユーロに達した。 南野は今季のリーグアンでここまで6試合に出場して1得点1アシストを記録している。29歳という年齢を考慮すると、一般的には市場価値が右肩下がりになる傾向があるが、この先の市場価値はどうなるだろうか。