パーティハーンなど、京成杯1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース
1月19日(日)に中山競馬場、芝2000mで行われる3歳重賞の京成杯。ここへ出走を予定している栗東所属の各馬たちが今朝9日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。 【写真】パーティハーンのこれまでの軌跡 前走京都芝2000mの未勝利を勝ち上がったパーティハーン(栗東・友道康夫厩舎)はポタジェ、3歳新馬ジュントミーを追走するCWでの3頭併せ。前半はゆったりとしたペースだったが、4コーナーあたりからラップが速くなり、最後の直線に向いて、手応えに余裕のあったポタジェになんとか食らいついていく動き。時計は6F83.5~5F67.6~4F53.0~3F37.8~2F23.0~1F11.3秒だった。 前走朝日杯FSは7着もデイリー杯2歳S2着の実績があるドラゴンブースト(栗東・藤野健太厩舎)はCWでウォーターエルピスとの併せ馬。1馬身ほど後ろから追走するも行きたがる仕草を見せて、折り合いは大丈夫かなという走り。ただ、最後の直線に向くとしっかりと伸びており、脚色には余裕があったくらい。きっちりと先着して、時計は6F80.0~5F65.0~4F50.8~3F36.7~2F23.2~1F11.7秒だった。 前走が中山芝2000mの葉牡丹賞で2着だったゲルチュタールは1回目のハローが終了した直後のCWで3頭併せ。その真ん中に位置して、楽な手応えだったが、最後の直線で3頭追い比べの状態になると少し手応え劣勢。時計は6F82.9~5F67.6~4F52.0~3F36.7~2F23.0~1F11.3秒と決して悪くなかったのだが、見映えとしては良くない印象はあった。 (取材・文:井内利彰)