元夫の不倫を思い出しては悔しくて…女性が「離婚」から立ち直る方法【離婚専門弁護士が解説】
4.自分だけのせいにはしない 離婚から立ち直れないのは心のどこかで自分に責任があると思っているからかもしれません。罪悪感を抱えながら人生を歩むと再婚にも悪影響といえます。離婚は夫婦2人の問題であり、1人で抱え込むのはそもそも間違っています。離婚という決断をお互いで決めたからこそ、自分ひとりが悪かったと思い込むのはよくありません。 今回のパートナーとは、相性が悪かっただけだと割り切って考えるのもよいでしょう。離婚から立ち直るまでの時間が短くなるとともに、離婚経験を次の恋愛や結婚に活かす前向きな気持ちにもなるでしょう。 5.体を動かしたり旅行に出たりと気分転換を図る 時間がたってある程度気持ちが外に向くようになれば、気分転換になることを始めるのがひとつの方法です。旅行など、結婚しているときにはできなかった時間を楽しむようにしましょう。家事や料理に打ち込むのもおすすめです。体を動かすことで気持ちもすっきりするため、ジムで汗を流したり、新しいスポーツを始めたりするのも効果的です。 また、ある程度気持ちに整理ができた人は、人に話を聞いてもらうのもよいでしょう。友人や両親、兄弟など、親しい人に話を聞いてもらうことで自分の気持ちを整理することができます。自分の気持ちと向き合いながらも、立ち止まることなく、気分転換によって、前向きな気持ちが生まれてくるきっかけを作るようにしましょう。
離婚から立ち直るためには
離婚から立ち直るのは簡単ではありません。生活環境が変わるなかで、自分の気持ちの整理もつけないといけません。離婚から立ち直るためには、離婚がなぜつらいのか心の中を整理しつつ、いま自分がなにをすべきかを明確にしていくことが大切です。 離婚は決めてから合意に至るまで、非常に労力をともない、離婚したあとも、新しい生活を始めるまで、時間も体力もたくさんかかります。なかには離婚をしたことで気持ちがすっきりし、すぐに新生活をスタートできる人もいますが、多くの人がそうではありません。 ここで紹介した方法も、離婚をする人/した人のすべてがすぐに気持ちを切り替えることができるとは限りませんが、時間の経過とともに、少しでも早く新生活をスタートできるよう、試してみてはいかがでしょうか。 白谷 英恵 Authense法律事務所
白谷 英恵