激動相場でも強い、上昇期待大の高成長&低PERの7銘柄
日本銀行が利上げを発表したあとの円高と株価急落で、相場の様相が一変。輸出企業の円安効果も不透明になった。 「会社四季報オンライン」で7月9日に配信したストラテジスト・大川智宏氏の「 相場の潮目が到来、いま狙うべき『攻めの割安』銘柄群 」によると、東証プライム上場でPER(株価収益率)の高い10%の銘柄群と、低い10%の銘柄群を抽出し比べたところ、低PER群のほうが株価騰落率は明らかに高かった。 そこで、(1)東証プライム上場、(2)PER15倍以下、(3)前期・今期・来期の純利益が2割以上の増益、という条件でスクリーニングすると、結果は7社となった。PERの低い順に紹介しよう。 1位は自動化機器の中堅、ワイエイシイホールディングス(6298)。パワー半導体向け装置が高成長を続ける。PERは9倍弱、PBRは1倍割れ、利回りは4%超だ。 2位以下はアイシン(7259)、フロンティア・マネジメント(7038)、三井海洋開発(6269)、Macbee Planet(7095)、ストライク(6196)、古河電池(6937)。相場の出直り局面は成長株に期待したい。 ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
四季報オンライン