「24年秋に現在の保険証廃止を目指す」河野デジタル相会見10月13日(全文)
一体化はマイナカード普及のための策か
フジテレビ:よろしくお願いいたします。フジテレビの宮司と申します。マイナンバーカード普及率がおよそ国民の約半数という中で、健康保険証や免許証との一本化というのは、残りの半数に浸透させる、普及させるための策というふうに捉えていいんでしょうか。 河野:これからデジタル社会をつくっていく中で、やはりさまざまな基盤整備をしていかなきゃいけない。マイナンバーカードというのはいわば、さっきも申し上げましたけど、その入り口を開くパスポートのようなものだと思いますので、ご理解をいただいて、マイナンバーカードがさまざまなシーンで使われていく、そのためには普及して利用していただかなければいけませんので、そこは広報含めてきっちりやっていきたいと思います。 フジテレビ:恐れ入ります。もう1問伺いたいんですけれども、もちろん利便性という意味では、利用者にとってはとても便利になるとは思うんですが、取り残されてしまうような人たちに対してどのようなサポートをしていかれるかという点に関しては、どうお考えでしょうか。 河野:免許証であれ保険証であれ、あるいはその他のカードであれ、今、いろんなものが使われているわけですから、マイナンバーカードを使うことができないという方、中には難しい方もいらっしゃるかと思いますけども、多くの方はしっかりと利用していただけるというふうに思っております。先ほどのありました、生まれたばかりの赤ちゃんとか、幾つかの類型の方々に、じゃあどのように使っていただくのかというのは、これからしっかり詰めていかなければいけない部分だと思ってます。 フジテレビ:ありがとうございます。
普及加速に向け、予算を含む制度的な策は?
TBSテレビ:すいません、TBSテレビ、【池田 00:29:27】と申しますけれども、診療報酬の改定であるとか、今、読み取り機器のさらなる加速のための補助金の、例えば増額であるとか、そういった予算を含む制度的な加速の、今、案とかがあれば教えていただきたいんですけれども。 河野:今度の経済対策に盛り込んでいくことになると思いますので、決まり次第ご報告いたします。 TBSテレビ:現時点では、まだ未定という。 河野:まだ経済対策、決定しておりませんので。 司会:じゃあ、長倉さんのあと、オンラインのほうの方の質問を受けたいと思います。オンラインの方、もし質問があれば書き込み、あるいは挙手をお願いします。じゃあ長倉さん、お願いします。