札幌ペトロヴィッチ監督にC大阪などが興味 J最長の19年間在任の名将が来季もJで指揮の可能性
今季限りでの退任が決定している札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督(67)を、C大阪など複数のJクラブが来季の監督候補に挙げていることが10日、わかった。今季で19年目とJ最長の在籍期間を誇る名物監督が、来季もJの舞台で指揮を取る可能性が出てきた。 06年に広島監督で日本でのキャリアをスタートさせた同監督は、12年から指揮した浦和ではルヴァン杯を制覇。札幌1年目の18年はクラブ史上最高の4位へ導いた。就任7年目となる札幌では今季、主力の流出や負傷者の続出などもあり、10日時点で残留圏17位・柏と勝ち点6差の19位に沈み、残り2試合でのJ1残留は非常に厳しい状況。しかし独自のサッカー理論で魅力的なチームを作り上げ、クラブにスタイルを植え付けることにたけた経験豊富な指揮官の動向を、複数クラブが注視している模様だ。
報知新聞社