親たちが悶絶する、子どもたちのかわいい「言い間違い」と尊すぎる「名回答」
息子の名回答に、感動……
子育てって、本当に大変ですよね。やらなくちゃいけないタスクは山積みで、その間に「イヤイヤ!」されてみたり、ギャン泣きされてみたり、とぐったりすることばかりです。でも、ふとした瞬間に猛烈に可愛くて悶絶したり、「この子とこの時間を過ごせてものすごくあ~幸せだな!」と感じたり……。子どもは私たち大人に色んな感情を与えてくれるんだなと実感します。 我が家の息子も4歳を過ぎ、しっかりと「さしすせそ」が言えるようになりました。先日そんな息子にこんな質問をしてみました。「ねぇ、どうして雨って降ると思う?」と。子どもって考え方が本当に柔軟ですから、どんな答えが返ってくるんだろう、面白い答えが返ってくるのかな、と期待していたんです。すると、息子はこう言ったのです。 「雨が降るのは、お花がいっぱい咲くためだよ」 おもしろいとか、笑っちゃう発想を期待してきた俗物の母を許しておくれ、と私は藤原竜也さんの名演技のごとく、その場にひざまずいて感嘆しました。私の心は月日とともに汚れ、ガチガチになってしまった頭では、パッと浮かばない返答に我が子ながら頭が下がりました。小さな子どもからも学ぶことも本当に多いです。 私は現在36歳ですが、今までの色んな経験が、逆に思い込みや先入観となり、「こうあるべき」だったり「ねばならない」と思ってしまうことも多々あります。冒頭でお伝えした子どもとスマホ・タブレットの関係や動画を見せることに対しても、動画から得る素敵な事柄もあるし、動画を見る以外の素敵な時間の大切さもある。息子がこんなにボキャブラリーが豊富になったのは、日常の生活だけでなく、動画の影響もあると思うので、どちらかひとつということではなく、動画を見る時間、見ない時間でそれぞれ得られる大切なものもあることを考えながら、子どもと関わっていけたらなと思ったりします。
ひみつのうつ子ちゃん