錦織圭 2年7ヵ月ぶり世界ランクTOP100復帰、前週準Vで大幅ランクアップ 日本勢2番手に浮上<男子テニス>
ATP世界ランキング
男子テニスの1月6日付ATP世界ランキングが更新され、前週の中国銀行・香港・テニスオープン(中国/香港、ハード、ATP250)で準優勝を飾った錦織圭は順位を32上げ74位とし、約2年7ヵ月ぶりにトップ100に返り咲くとともに、日本勢2番手に浮上した。 【動画】錦織圭は準V ミュレールのツアー初制覇の瞬間 35歳で元世界ランク4位の錦織は昨年3月に負傷から復帰を果たすと、11月のHPPオープン(フィンランド/ヘルシンキ、室内ハード、ATPチャレンジャー)で約1年5ヵ月ぶりに公式戦でタイトルを獲得し、2024年シーズンを締めくくった。 そして、2025年シーズンの開幕戦として中国銀行・香港・テニスオープンに出場した錦織は、1回戦でD・シャポバロフ(カナダ)、2回戦でK・ハチャノフ、準々決勝でC・ノリー(イギリス)を下し4強入り。準決勝ではシャン・ジュンチェン(中国)と顔を合わせたが、シャンが体調不良により途中棄権したため、決勝に進出した。 5日に行われた決勝ではA・ミュレール(フランス)に6-2, 1-6, 3-6の逆転で惜しくも敗れ、2019年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)以来、約6年ぶり13度目のツアー制覇とはならなかった錦織だが、それでも強豪選手たちを破っての準優勝で復活を印象付けた。 錦織は今大会の結果により、世界ランキングで165ポイントを加算。前週の106位から順位を大きく上げ74位に浮上し、2022年の6月以来、約2年7ヵ月ぶりにトップ100に返り咲いた。 また、日本勢では84位となったダニエル太郎を抜き2番手に浮上した。 なお、日本勢1番手は前週のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で予選を突破し2回戦まで勝ち進んだ西岡良仁が維持。西岡は前週から順位を6つ上げ63位としている。 さらに、前週のBNCテニスオープン(ニューカレドニア/ヌメア、ハード、ATPチャレンジャー)でチェレンジャー大会2度目の優勝を飾った望月慎太郎も、順位を65上げるジャンプアップで170位に浮上した。 1月6日付ATP世界ランキングの日本勢上位10選手は以下の通り。 ※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント ■63位[ ↑6 ]…西岡良仁 807ポイント(776ポイント) ■74位[ ↑32 ]…錦織圭 743ポイント(578ポイント) ■84位[ - ]…ダニエル太郎 674ポイント(674ポイント) ■147位[ ↓1 ]…内山靖崇 398ポイント(398ポイント) ■170位[ ↑65 ]…望月慎太郎 341ポイント(241ポイント) ■188位[ ↑5 ]…トゥロター・ジェームズ 311ポイント(298ポイント) ■194位[ ↓4 ]…島袋将 303ポイント(303ポイント) ■195位[ ↓3 ]…清水悠太 299ポイント (299ポイント) ■303位[ ↓7 ]…野口莉央 170ポイント(174ポイント) ■345位[ ↑29 ]…綿貫陽介 146ポイント(130ポイント)
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