わが家は「転勤族」なのですがマイホームを買いたいと思っています。どのタイミングでどこに買えばよいですか?
「転勤族だから、いつマイホームを購入すべきか迷う」「どの場所に買えばよいかわからない」と悩む人も多いでしょう。転勤族がマイホームを購入する際は、自分に合うタイミングや場所を見極めることが大切です。 本記事では、転勤族がマイホームを購入するタイミングと、どの場所に購入したらよいかについて解説します。注意点も合わせて紹介しているので、参考にしてください。 ▼住宅ローンは「繰上げ返済」すべき? メリットについて解説
転勤族がマイホームを購入するタイミング
転勤族にとって、マイホーム購入はリスクを伴います。いつ転勤の辞令が下るかわからないため、どのようなタイミングで購入すべきか難しいでしょう。なるべくリスクの少ないタイミングで購入することで、金銭的にも精神的にも負担を減らせるかもしれません。 本項では、転勤族がマイホームを購入するタイミングを5つ紹介します。どのタイミングが自分に合うか、確認してみましょう。 ■住宅ローンが組める年齢である 住宅ローンの完済年齢から逆算し、住宅ローンが組める年齢を計算しておきましょう。たとえば、35年ローンで70歳までに完済したい場合は、35歳までにマイホームを購入すべきといえます。 完済予定年齢が若いほうが審査も通りやすい傾向であるため、完済時の年齢を考慮してローンを組み始めるとよいでしょう。 ■子どもの成長に合わせる 子どもの成長に合わせての購入がよいタイミングといえます。子どもの成長タイミングとして、入園・入学のときに引っ越せると、子どもへの負担が少なく済むでしょう。 なお、中学校に入学するタイミングの場合、小学校からの友だちの多くがともに進学する可能性が高いです。中学校に進学するタイミングは避けたほうがよいかもしれません。 ■住みたい家が見つかった 土地や家を探していても、なかなか理想どおりのものを見つけられないといった経験をした人も多いでしょう。そのため、住みたい家が見つかった場合は、縁があったと思って購入するのもよいタイミングのひとつといえます。 ■定年退職した 定年退職をしたあとであれば、転勤を気にせずマイホームを購入できます。子どもも成長しているため、好きな場所や間取りを選べるでしょう。通勤をすることもないため、好きな土地にマイホームを持てるとのメリットもあります。 一方で、貯蓄が多くないとマイホームの購入は難しいでしょう。定年時には住宅ローンを組むことが難しい年齢となっているからです。貯蓄と退職金で購入し、住宅ローンによる返済を最小限にしておかなくてはなりません。