「バモスホンダ」の貴重なサイドカーテンの苦労とは?「ステップバン」と並行して所有する公私ともにホンダまみれの生活に注目
縮んだ幌はアイデアで補修し工夫と技術で旧車を愉しむ
入手しておおよそ10年、オドメーターの値も徐々に増加しているが、エンジンは好調だという。じつはTN360をベースとしているため、「N360」や「Z」と同じ空冷4ストローク2気筒ながら、シリンダーがほぼ水平にまで寝かされて床の下に搭載されるバモスのエンジンは、簡単にN360からエンジンを移植することもできないため、現状のエンジンのメンテナンスには気を使っているそうだ。 長年の使用で幌はかなり縮んでいるそうで、サイドカーテンのファスナーは引っ張られて壊れている部分があり、しっかりと閉まらなくなっている。そのため小林さんのアイデアで、その裏側に新たにファスナーを縫い付け、幌をしっかりと閉められるよう加工。時おり雨が降る寒いイベント当日も、快適ドライブで会場まで来ることができたそうだ。