国民スポーツ大会(旧国体)の陸上競技最終選考会 岡山勢の注目選手仕上がりは?【岡山】
岡山放送
10月に佐賀県で行われる国民スポーツ大会の陸上競技、最終選考会が岡山市北区で開かれ、郷土勢の注目選手が順調な仕上がりを見せました。 中学生や高校生、社会人が出場した国スポ最終選考会。注目は倉敷市出身の熱田心。熱田は、6月に岐阜で行われた日本選手権女子七種競技で初優勝を飾り、岡山での大会は2024年初めてです。 今大会、まず出場したのは走り幅跳び。6メートル29の岡山県記録を持っていますが、今シーズンは6メートルを超えられていないという熱田。調子は上がってきていると語ったこの日は、2回目の跳躍で6メートル02をマーク。堂々の1位の成績を収めました。 (岡山陸協 熱田心選手・倉敷市出身) 「助走の流れだったりっていうのが、すごくてこずっちゃっていたので、助走もだいぶ形になってきたので、すごく手応えは感じていて」 走り幅跳び直後の100メートルでは、レース前にアクシデントが。 (岡山陸協 熱田心選手・倉敷市出身) 「もう走り幅跳びのすぐ後だったので、全然走るというアップをせずに入ったので1本流しで走った時に足がつっちゃってどうなるかなって思ったんですけど」 スタートから競り合いとなりますが、アクシデントを感じさせない走りを見せた熱田。自己ベストに迫る11秒99の1位でフィニッシュ。走り幅跳びに続き、100メートルを制す活躍を見せました。 (岡山陸協 熱田心選手・倉敷市出身) 「走り幅跳びをメインにしながらもしっかり七種競技のために練習を積んでいってもっと底上げできるようにしていきたいなと思っています」 男子少年A100メートルは玉野光南高校3年の上山拓己と岡山商大附属高校3年の庭山晴希がデッドヒートを繰り広げました。 前半、頭一つ飛び出したのは上山でしたが、後半、岡山県高校記録を持つ庭山がぐんぐんと追い上げます。その差は0.04秒でした。1位の庭山が10秒55、2位の上山が10秒59。同学年の熱き戦いは庭山に軍配が上がりました。 (岡山商大附属高校3年 庭山晴希選手) 「決勝勝ててホッとしています。8月の最初にインターハイがあるのでそこで優勝していきたいと思います」 陸上の国民スポーツ大会は佐賀県で10月11日から行われます。
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