バルドラール浦安が“首位攻防戦”で6発&クリーンシートの完勝!名古屋vs町田は残り15秒で決着!ヴィニシウスの決勝弾でペスカドーラ町田が敵地で勝利【Fリーグ第9節|試合結果&順位】
7月27日から28日にかけて、Fリーグ2024-2025ディビジョン1の第9節が各会場で行われた。
後半の猛攻凌ぎ、浦安が“天王山”を制す
8月から約2カ月にわたる中断期間に入る、Fリーグディビジョン1。休み前最後のリーグ戦となった今節は、夏の暑さにも負けない熱い上位対決が盛り上がりを見せた。 7月27日にはアリーナ立川立飛にて、2位の立川アスレティックFCと首位・バルドラール浦安と対戦。得失点わずか2差での注目の首位攻防戦で、今シーズン絶好調の浦安が、圧巻の強さを見せつけた。 まずは8分、底辺の石田健太郎から本石猛裕、レアンドロとつなぎ、もう一度ボールを受けた本石が縦パスを供給。これを収めた石田が、一度左サイドの吉田圭吾にはたき、折り返しのボールを流し込んでフィニッシュ。フィールドプレーヤー全員が絡む連係プレーで、浦安が先制点を奪う。 さらに10分、相手の横パスを長坂拓海がインターセプトし、持ち前のスピードで一気にゴール前に持ち込み、ロドリゴがしっかりとファーに詰めで決め切り、2-0で第1ピリオドを終えた。 続く第2ピリオドは、2点差を追う立川の圧力を受け、防戦にまわる浦安。再三のシュートを受けるも、守護神・イゴールが跳ね返し得点を許さず。そして33分、染野伸也が自陣から斜めにロングパスを送り、長坂がトラップでマークを外し、そのまま左足シュートで3点目をマーク。 最後は石田が1点、本石が2点のパワープレー返しを決めて6-0とし、浦安が大量得点とクリーンシートで完勝を収めた。
町田のニュースター・三宅悠斗がリーグ戦初得点
翌7月28日には、千種スポーツセンターにて、名古屋オーシャンズとペスカドーラ町田が対戦。昨年最終節まで優勝を争った2チームが、今シーズン初めてリーグ戦で顔を合わせた。 試合が動いたのは開始からわずか22秒、右サイドの山中翔斗が1対1の仕掛けから、鋭いパスをゴール前に送る。野村啓介によるシュートが一度阻まれるも、こぼれ球を伊藤圭太が押し込んで、先制点をもぎ取る。 6分に同点に追いつかれるも続く7分、三宅悠斗が左サイドの高い位置から左足を振り抜き、待望のFリーグ初得点点をマーク。さらに第2ピリオドの26分、相手陣内でのキックインから、クレパウジ・ヴィニシウスが1点を追加した。 しかしホーム・名古屋の勢いに押され、27分と34分に得点を許し、スコアは3-3の同点に。互いに勝ち越し弾を狙うなか、残り15秒に 礒貝飛那大の縦パスを野村が収め、横パスを受けたヴィニシウスが冷静に決め切り、試合は終了。手に汗握る接戦を制し、町田は2年連続アウェイの名古屋戦で勝利を収めた。 そのほかの試合結果は以下のとおり。