家事室兼脱衣室…兼用スペース5つある間取り。小さい家でも家事ラク&ゆったり
●洗面所をトイレ手洗い場と兼用にして省スペース
1階のトイレは洗面所の隣にあります。この配置にすることで、トイレの後は隣の洗面室で手を洗うという動線を実現できました。 わが家は、1階のトイレをタンクレスタイプにしたので、本来であればトイレの中に別途手洗いの設置が必要になります。 決して広くはないトイレに手洗いがあると、どうしても圧迫感が出てしまいます。しかし、トイレを洗面室の隣に配置したことで、トイレ内に手洗いを設置しなくてもよくなりました。おかげで、トイレを狭いと感じることはありません。 また、手洗いはどうしても、定期的な掃除が必要になります。手洗いを設置しないことで、掃除が必要な場所を1つ減らすことができるので、家事の負担も減りました。
●吹き抜けに面した廊下は室内干しスペースとしても活用
1階の脱衣所をランドリールームとしても活用しているとお伝えしました。しかしながら、わが家の脱衣所は限られた狭い空間であり、さすがにすべての洗濯物は干せません。そこで、筆者と妻の服は、2階の廊下も使って干しています。 位置はちょうど2階の中心。吹き抜けに面した場所なので、洗濯物がよく乾きます。また、さほど頻繁に通る場所でもないため、洗濯物があってもジャマになりません。 さらには、2階の廊下から直接ウォークインクローゼットに出入りできるため、洗濯物が乾いたあとの片づけもラクです。
●ウォークインクローゼットは広くとり更衣室と兼用
ちなみにわが家のウォークインクローゼットは、2階の廊下から直接出入りが可能です。 そこで、洗濯物が乾いたあとにたたむ手間を省くため、ハンガーにかけたままウォークインクローゼットに、収納できるように工夫しました。 筆者と妻の服をすべてハンガーのまま収納できるように、ハンガーパイプは上下2段にしています。 そのおかげで「2階の廊下に洗濯物を干す→乾いたらハンガーのままウォークインクローゼットに収納する」と、非常にラクな動線を実現することができました。実際、洗濯物をたたむ手間がないことは、とてもストレスフリーです。 ウォークインクローゼットにある程度の広さ(約4畳)を確保して、更衣室としても活用しています。ハンガーにかけたまま服が収納されているので、着替えの際に服を見渡せて便利です。 さらに、断熱性や気密性といった家の性能にこだわったことで、夏場も冬場もウォークインクローゼットの中は快適で、着替えもまったく苦になりません。