オリンピアン・高橋大輔さんの愛車選びとは?
愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第45回。後編では、フィギュアスケーターの高橋大輔さんが、今、気になっている輸入SUVを体験した。 【写真を見る】高橋大輔さんと気になるクルマたち(10枚)
アメリカン・サイズに衝撃
前編では、フィギュアスケーターの高橋大輔さんがアイスダンスのコーチがいるアメリカへ拠点を移すため、愛車レクサスLXを手放したところまでを記した。残念ながらコロナ禍で渡米は実現せず、現在は“すぐに乗れる”という条件で探したクルマを移動に使う。 そこで、“心から気に入った愛車”を考えるというのが、後編となる今回の企画主旨で、3台を用意した。最初の1台は、キャデラック「エスカレード」。 「ずっと憧れていました」と、言いながら、高橋さんがエスカレードのドアを開ける。 「デカいクルマが好きなので、このサイズは魅力ですね。白いエスカレードの写真を見たときにビビッときたので、自分で買うならボディカラーは白を選ぶと思います」 運転席に座った高橋さんは、シートの感触を確かめ、サウンドシステムの音をチェックする。フィギュアスケートもアイスダンスも音楽と切っても切り離せない関係にあるので、オーディオの音質はクルマ選びにおいて重要な要素なのだ。 続いて後席に収まった高橋さんは、「自分で運転するというより、後ろの席に乗るクルマなのかなぁという気がしてきました」という感想を残した。 「大きいほうがいいのですが、都内を移動することも多いので、駐車する場所に困るかもしれない……というのがちょっと気になりました。あと、都内でも世田谷のあたりって急に道が狭くなったりするじゃないですか? レクサスLXに乗っていたときにも何度か、“ここは抜けられないかも! ”という場面に遭遇したので、このクルマは後ろの席でリラックスするほうがいいかもしれません。だから、僕には少し早いかな。そうそう、もしアメリカを拠点に活動していたら、文句なしにエスカレードがフィットしていたと思います」