【NFL】ジャガーズ残留を希望も、タイタンズには自分が望む“別の側面”があったとWRリドリー
ワイドレシーバー(WR)カルビン・リドリーがテネシー・タイタンズに加入したことは、フリーエージェント(FA)期間の序盤における最大のサプライズだったと言えよう。
ジャクソンビル・ジャガーズとの再契約を断念したリドリーは、昨季にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区で最下位となったタイタンズに、自分にとってより良い環境を見出している。リドリーがタイタンズへ加入を決めたのは、チームが再び優勝争いに加われるよう後押しする上で、重要な役割を担えると期待したからでもあった。
現地15日(金)、リドリーは自身の入団記者会見で「年に2回、対戦したことで、俺は彼らを見て、彼らが持っていたものに目を向けてきた」と語った。「D-Hop(ディアンドレ・ホプキンス、WR)がここにいることは知っているし、自分の能力を最大限に発揮できるような別の側面で、もう1人のレシーバーとプレーしたいと思っていることも自覚していた。本当に良いディフェンスを抱えていて、これから伸びるはずだと思っていた。俺はそれをちゃんと見ていた。ジャグズにいたいと心から思っていたけど、うまくいかないことがたくさんあって、自分が望む別の側面がタイタンズにはあると思うようになったから、タイタンズを選んだ。もちろん、金銭面もかなり良かったから、そうした」
タイタンズはリドリーに、彼が望む役割を与えることができる。自分の力を必要としているオフェンスで、その影響をさらに高めたいと考えているリドリーは、次のように話している。
「ジャクソンビルにはたくさんの武器がある。あそこにいたとき、俺はいつもボールを欲しがっていたから、時々、ちょっと変な感じがしていた。俺は自分たちのために突破口を見つけたい。俺は試合中にずっと出続けられるような選手になりたい。だから本当に、ここに来て、自分の仕事をして成功したいと思った。自分にできる方法で、このチームを盛り上げて飛躍させたい」