美容のプロ14人が指導!長崎女子高校が「トータルビューティーコース」新設 内側から美しく 等身大の自分を知る
男女が共に活躍する社会に
長崎女子高校と長崎女子短大を運営する学校法人「鶴鳴学園」は1896年に「長崎女子学院」として始まった。創始者は笠原田鶴子氏だ。 明治時代に長崎で、女性が女子教育のための学園を作ったのである。 橋本剛理事長は「長崎の女性の素晴らしさを感じている。女性が自分自身にプライドを持ち、社会で活躍できる人材に育てることは学園の財産になる」と話す。 鶴鳴学園はこれまで8人の理事全員が男性だったのを、2024年10月、半数の4人を女性にした。意思決定の場に多様な視点を取り入れ、男女が共に活躍する社会の推進を後押ししたいとしている。 理事の一人は日比谷松本楼(東京)社長の小坂文乃さんだ。小坂さんは、長崎出身で孫文の支援者として知られる梅屋庄吉のひ孫にあたり、日中親善のための活動に携わるなど、長崎と関係が深い。今回の理事就任で「これまで開国の歴史に活躍した女性はあまりクローズアップされていない。今の時代で女性が活躍するために、かつての女性たちの活躍を知ってもらい、ロールモデルとなる取り組みも必要ではないか」と、今後の学園の展開に期待を寄せている。 (テレビ長崎)
テレビ長崎