「壁に押し付けられ、強引に…」「飛行機の中で体を…」ドナルド・トランプの性的暴行による被害者からの動画広告が話題に
性的捕食者
ジェシカ・リーズの話もすでに知られている。2023年、ニューヨークでの民事裁判で証言をしたからだ。この裁判でドナルド・トランプは、1990年代に作家のE・ジーン・キャロルを更衣室でレイプしたとして告発され、名誉毀損の訴えを起こされている。陪審員団はドナルド・トランプが性的虐待したことを認めた。裁判の結果に勇気づけられたジェシカ・リーズは、「性的捕食者」と彼女が呼ぶドナルド・トランプを再当選させないよう、呼びかける。「これまでも、これからも彼はやるでしょう」と彼女は断言した。 アメリカのメディアによると、この2つの動画広告はアメリカの複数のチャンネルでも流れる予定で、そのなかには全米規模の「フォックス・ニュース」、スポーツ専門チャンネルのESPN、CNNも含まれる。また、10月1日の副大統領討論会では、全国ケーブル放送TV局「ニュースネイション」でも放送されるはずだ。 ドナルド・トランプは現在までに、少なくとも26人の女性から程度の差こそあれ、なんらかの性的暴行で訴えられている。
text : Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr)