I-ne、中国子会社を解散 事業環境悪化が要因、前期売上は59%減
I-neは12月20日、取締役会において中国の子会社である「艾恩伊(上海)化粧品(I-ne上海)」を解散及び清算することを決議した。 I-ne 上海は中国においてI-neが開発したブランド商品の販売を展開している。現在の中国の市場動向や事業環境の悪化等を踏まえ、グループ全体の経営資源最適化を総合的に判断し、I-ne 上海の解散及び清算を決定した。 I-ne 上海の2023年12月期の売上高は、前期比59.1%減の3億1600万円だった。当期純損益は5億9200万円の純損失(前期は4億2400万円の純損失)だった。 解散及び清算の日程については、現地の法令などに従い必要な手続きが完了次第、清算結了となる予定。具体的な日程は現時点では未定だという。 グローバル領域に関しては、中長期で販売拡大できるよう東アジアや東南アジア、米国などの販売展開に取り組んでいく方針だ。
日本ネット経済新聞