懐かしの深夜ラジオ「ヤンリク」がCDボックスに。道上アナ「当時を思い出して頂ければ」/大阪
あれから28年たちました―。1966年から20年間、ABC朝日放送ラジオで放送されていた深夜番組「ABCヤングリクエスト(ヤンリク)」のCDボックス「ABCヤングリクエスト フォーエバー」がこの夏の発売以来「懐かしい」と話題を呼んでいる。当時パーソナリティを務め、同CDで曲紹介を担当している道上洋三アナウンサーは「これを聴いて当時を思い出して頂ければ」と話している。
道上洋三、桜井一枝といった当時のパーソナリティが曲紹介
「ヤンリク」は、1966年4月1日にスタート。1986年までの20年間、多くのリスナーに愛された深夜番組だ。パーソナリティは同局の若手アナウンサーと女性タレントの2人1組で、受験生や深夜に働きながら聴く人らに人気を博した。 そんな番組が28年ぶりに5枚組の「CDボックス」として復活。番組放送時に流れていた懐かしい名曲の数々がたくさんつまっている。 また、曲だけではなく、道上洋三、桜井一枝といった当時のパーソナリティの曲紹介なども収録。ディスク1には道上洋三、桜井一枝。ディスク2には金木賢一、三島栄実子。ディスク3には西野義和、阪口佳澄。ディスク4は中原秀一郎、藤原正美。ディスク5は楠淳生、浜田晶子と、懐かしい曲と声で、懐かしい思い出がよみがえる。
ボックスをあけると懐かしい思い出がよみがえり若返る「逆玉手箱」
同CDボックスの担当者は「このボックスのコンセプトは『玉手箱』。普通、あけると年を取るものですが、このボックスはひも解くと、反対に若き日の自分を呼び戻して若返ります。まあ『逆玉手箱』でしょうか」と笑顔で話す。 また、ボックスのデザインはヤンリクを知らない世代の学生が手がけているという。「『ヤンリク? 聞いたことがないなぁ』という若い方もボックスをあけて頂き、お父さん、お母さんが聴いていたラジオを共感してもらったら」などと話している。 問い合わせ、申し込みはABCショッピングコールセンター(0120・120・666)まで。また、大阪市北区の「ジュンク堂書店大阪本店」で販売している。