【台風情報】“トリプル台風”の影響は?「台風25号(ウサギ)」週末~沖縄地方へ接近の可能性「台風24号」日本に接近する?【進路の最新シミュレーション】
南シナ海にある「台風23号」とマリアナ諸島にある「台風24号」のダブル台風は、今後、西へ進むとみられています。さらにフィリピンの東海上で12日午前3時に「台風25号(ウサギ)」が発生しました。西北西へ進んだ後、北東へ進路を転じて今週末から週明けにかけて、沖縄方面に接近するとみられています。 【画像を見る】台風23号・台風24号・台風25号の影響は?今後の雨・風シミュレーション ◆台風25号 進路転じて沖縄の南へ接近予想 気象庁によりますと、フィリピンの東で発生した「台風25号(ウサギ)」は強い勢力に発達し、13日午後3時時点で中心はフィリピンの東にあると推定され、1時間に約25キロの速さで西北西へ進んでいるということです。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルだということです。 台風25号は北西方面に進んだ後、進路をゆっくり北方向に転じ、16日以降沖縄の南へ進む見通しとなっています。16日の土曜日の午後3時ごろは、中心気圧が985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルくらいと見られています。 ◆台風24号は 25号の後を追うような予想 いっぽう気象庁によりますと、台風23号(トラジー)は13日午後3時時点で中心は南シナ海にあると推定され、1時間に約15キロの速さで西北西へ進んでいるということです。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルだということです。 また、台風24号(マンニィ)は13日午後3時時点で、中心がマリアナ諸島にあると推定されていて、1時間に約20キロの速さで西へ進んでいるということです。中心気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルだということです。 台風24号は15日午後3時にはフィリピンの東海上へ進んで強い勢力に発達、その後16日には非常に強い勢力に発達する見込みです。