【速報】拳銃や刀剣、シンナー一斗缶まで‥昭和50年代~平成26年ごろの証拠物件 警察署内から大量3829点見つかる 滋賀県警が適正に管理せず
滋賀県警は、去年10月から今年3月にかけて、彦根警察署など7つの警察署で、拳銃や模造拳銃、大麻や刀剣、折り畳みナイフなど、様々な証拠物件が3000点以上見つかったと発表しました。 検察庁への送致など適切な手続きがされないまま、長年署内に保管されていたとみられます。 発見の経緯は、去年10月に彦根署で雨漏りがあり、その際に署員が施錠されたキャビネットの中から、証拠として登録されていない拳銃を見つけていました、その後、全ての警察署の倉庫等で一斉点検を実施していました。 古いものは昭和50年代、新しいものは平成26年ごろで、時効を迎えた事件の証拠物件やそうでないもの、また1500件を超える事件資料も見つかりました。
何が見つかったのか
彦根警察署が最も多く、計2221点でした。 拳銃、模造拳銃、モデルガン、エアガン、実包 覚醒剤、大麻、違法薬物、注射器、刀剣類 現金、衣類、ナンバープレートなど 守山警察署は計887点 大麻、注射器、モデルガン 刀剣類、包丁、衣類等 高島警察署は計623点 模造拳銃、モデルガン、救命索発射銃 空薬莢、折りたたみナイフ、衣類等 長浜警察署は封書など計51点 木之本警察署は模造拳銃、モデルガン、刀剣類など計28点 東近江警察署は据置金庫、衣類、バイク部品など計11点 大津北警察署は、シンナー入りの一斗缶、衣類など計8点でした。 滋賀県警の竹谷均刑事部長は「多数の証拠物件等が適正に管理されていなかったことは誠に遺憾であり、県民の皆様にお詫び申し上げます。再発防止に努めてまいります」とコメントしています。